【2019年9月】ベトナム航空で関空(KIX)発→ダナン空港(DAD)の直行便(vn337便)に実際に搭乗しました。
初めてベトナム航空のエコノミークラスに往復乗ったので、機内の様子や機内食、ダナン空港についてなど搭乗記レポートをします。
良いことだけでなく、良くなかった点もリアルにお伝えします。
ベトナム航空のビジネスクラスかエコノミークラスかで悩んでいる方や、エコノミークラスでダナンにこれから行かれる方の参考になれば嬉しいです。
ちょっとしたアクシデントもあったので、アクシデントに備えるための方法(飛行機初心者さん向き)もお伝えします。
- ベトナム航空のエコノミークラスのサービス
- エコノミークラスの往復機内食
- ダナン空港の様子
- ダナン空港でSIMカードを買える場所
- ちょっとしたアクシデントに備るための方法
私たちは夫婦で初めてベトナムのダナンに行きました。
今回の旅行は、旅行会社のベトナム王から予約をしました。
ベトナム王からの予約でエコノミークラスの場合は、予め座席指定をすることができません。
そのため、お連れの方と隣席で座るためにしておいた方が良いこともお伝えできればと思います。
結論➡︎待ち合わせ時間より早く空港に行き、チェックイン時希望を伝える。(必ずこれで隣席になる訳ではありません。)詳しくは後ほど!
目次
ベトナム航空ダナン行き!ビジネスクラスではなくエコノミーにした理由
出典元:(ベトナム航空公式サイト)
私たち夫婦は、当初ビジネスクラスで行くつもりでしたが、実際予約する時にはエコノミークラスにしました。
その理由は、関空からの直行便のビジネスクラスは、上記の座席タイプではなかったからです。
当初は旅行会社の情報を見て、1人あたり+8万5千円でこのフルフラットの座席に乗っていけると勘違いしていました。
実際は関空からの直行便の場合、こんな感じの座席だったのです。
と少しガッカリしたのです。これで1人+8万5千円は高い・・と思いました。(サービス面は分かりませんが・・)
ちなみに乗り継ぎ便にした場合は、フルフラットのビジネスクラスでいけます。お値段は更にUPするうえ、直行便より時間がかかるので、私たちの選択肢からは外れました。
もしかするとビジネスクラスとエコノミークラスで悩んでいる方で、私たちと同じ勘違いをしている方がいるかもしれないので、紹介させて頂きました。
ただダナンから帰ってきた今では、それでもビジネスクラスにしたら良かったかもしれないと少し後悔しています。
ベトナム航空ダナン行き!関空でのチェックインは早めに。
旅行会社から申し込んだ場合、通常はフライトの2時間前までに受付をするように案内されています。
しかし、私たちは2時間半前には受付を済ませて、チェックインカウンターに行きました。
座席指定をしていない方の場合は、チェックイン順に座席が決まります。
そこで座席に余裕がある場合は、グランドスタッフの方に要望をお伝えすると聞いてもらうことができるのです。(繁忙期など座席が満席の場合は、要望通りにならない可能性もあります。)
私たちは、夫婦隣席で通路側でお願いしました。ベトナム航空は3列シートのため窓側ではトイレが行き辛くなるからです。
早めに行ったこともあり、要望通りの席にしてもらうことができ安心しました。
せっかくの旅行が夫婦バラバラの席では、少し寂しい気がしますからね。
予め座席指定ができる方は別ですが、座席指定ができない方は早めにチェックインカウンターに行くことをオススメします。
そしてもう一点、写真を見てもらえれば分かりますが、早めの時間に行けばチェックインカウンターも空いています。
フライト時間に近づくと、混み合うので並ぶ時間も長くなってしまいます。
そのため待ち合わせ時間より早めに空港に行くのがオススメです。
ベトナム航空で関空からダナン行き機内エコノミークラスの座席
ベトナム航空の直行便のエコノミーの座席は、3列→通路→3列になっています。
足の幅はかなり狭く、座席もヨーロッパ行きなどに比べると腰をかける幅が狭いです。
窓際の人がトイレに立つ場合は、知らない人だと一回立ち上がって、どいてあげないといけないぐらいです。決して楽とは言えない座席です。
また座席にモニターがついていないので、時間を潰すものを用意しておいた方が良いです。
フライト自体は、5時間半ぐらいのため寝てればすぐにつきますが、直角に近いので寝辛いです。
辛い飛行機でのフライトを快適に過ごすためのグッズ
私たちが飛行機に乗る際に、持ち込んでいるグッズを少しだけご紹介。まず1つ目が、膨らますタイプの足置き。足がムクミやすい機内で大活躍します。
そして、もう1つがこちらのエアーピロー!頭と首と背中と腰が固定できるので、うつぶせの状態でリラックスできます。
狭いエコノミーの座席だからこそ、座席を倒すのは気がひけますが、これがあれば楽に過ごすことができます。
こちらも空気で膨らむタイプなので、持ち運びはコンパクトに畳むことができます。
より詳しくはこちらもどうぞ!
話が少しそれましたが、ベトナム航空について続きます。
ベトナム航空のエコノミークラスのサービス内容
最初から座席の上に、ブランケットとクッションが置かれていました。
ブランケットは厚みがあるので、機内の寒さが苦手な方も助かると思います。
また席についてしばらくすると、お手拭きとメニュー表を客室乗務員の方が配ってくれます。
予め飲み物の種類や機内食のメニューが分かるので、選ぶことができます。飲み物の種類もたくさんあります。
飲み物の種類が分からないといちいち聞くか、または目についた物を注文せざる得なくなりますが、こうやってメニュー表にしてくれているのは親切だと思いました。
今まで海外旅行には複数回行っていますが、エコノミークラスでメニュー表がでてきたのははじめてでした。
離陸してシートベルトのサインが消えると、早い段階でおつまみと飲み物が配られます。
スパークリングワインを注文しました。少しぬるめではありますが美味しかったです。
おつまみを食べ終わる頃には機内食が配られはじめます。
ベトナム航空ダナン行きの機内食(昼食)
機内食は和食と洋食から選ぶことができます。私たちは2人とも洋食でお願いしました。
スモークサーモンがのったポテトサラダと、マンゴームースが美味しかったです。
メインのパスタはパサパサして食べ辛かったです・・。
後ほどワインが配られていたので、白ワインと一緒に頂きました。
機内食が終わった後は、ドリンクのサービスはありませんでした。
ベトナム航空帰路の機内食(朝食)
ちなみに帰りは深夜便になるので、朝食がでます。朝はメインを【魚か豚肉】で選ぶことができたので、豚肉でお願いしました。
朝食と思えない程がっつりとしたメニューです。ベトナムではパサパサしたお米ばかりでしたが、機内食のお米はおこわのようにモッチリした感じでした。
豚肉の味は見た目以上に美味しかったです。日本向けというよりはベトナム料理という感じでした。
機内の中で疲れきっていたこともあり、ほとんど食べずに残してしまいましたが、ヨーグルトがトロっとして一番美味しかったです。
ダナン国際空港(DAD)入国審査
ダナン空港に到着し、飛行機を降りたらバスに乗ります。一斉に行動しているので、前の人たちに着いて行けば迷うこともありません。
まずは入国審査を行います。『Foreigner』と書いているところが、外国人という意味なのでそこに並びます。
警備員の方が空いている別のレーンに誘導してくれますが、あとで「ここじゃない」と言われたら嫌なので、時間がかかっても外国人レーンに並びました。
指紋認証や顔認証などの機械はなく順番さえくれば、ささっと終わりました。
ちなみにベトナム行きは出入国カードは不要なので、飛行機の中で書く手間が省けます。
ダナン国際空港のSIMカード売り場
入国審査を抜けるとすぐの所に、SIMカード売り場があります。
SIMフリーのスマホが1台でもあればとても便利です。私たちはこの日のためにSIMフリーのスマホを購入しました。
wi-fiを借りる方が安上がりですが、今後また使う機会があると思ったのと、通話も使えるようにしておきたかったので、スマホを選んだのです。
SIMカードのお店が数店舗あります。
私たちは予め日本でSIMカードを調達してから行ったので、お店での購入はしていません。
詳しいプランは分かりませんが、パッと値段を見たところ、日本で購入した方が少し安かったです。(現在のレートの場合)
SIMカードについては、詳しく記事にしました。
デザリングができるので、メインのスマホも使えるし、通話も無料(時間内)だったので、便利に使うことができました。
ダナン国際空港で荷物の受け取り
SIMカード売り場と反対側に、荷物の受け取り場所があります。
私たちが入国審査が終わったのが遅かったこともあるのか、スーツケースがすぐに出てきました。
待ち時間がほとんどなかったのは快適です。
空港から出る時の持ち物チェックなどは特にありませんでした。
ダナン空港はワンフロアで全てができるので、迷うことがなく助かりました。
ダナン国際空港からホテルまでは送り迎えで
旅行会社のベトナム王は、空港からホテルまでの送り迎えが料金に含まれています。
日本語が話せるベトナム人のお姉さんと合流し、ドライバーのお兄さんの運転でホテルに向かいます。
とっても気さくなガイドさんで、話がしやすかったです。
滞在中たくさんタクシーを使いましたが、ダナンは安心してタクシーに乗ることができる印象になりました。
タクシーについてや、今回泊まったホテル(フュージョンマイアダナン)については、また記事にしていきます。
(まとめ記事)フュージョンマイアダナン【まとめ記事】チェックアウト後の過ごし方も!
ダナンから関空に帰る時の座席について、ちょっとしたハプニングがあったのでそのことについても書きます。
と、その前に!
途中ですが、旅行に役立つアプリを紹介します!
よりお得に旅行が予約できる無料アプリを紹介しちゃいます!
\アプリのダウンロードはこちら/
旅行予約サイトから希望のホテル・民泊&航空券のプランを見つけて、一括でかんたん検索&比較ができます!
では、先ほどの続きに戻ります!
ベトナム航空でダナンから関空に帰る際の座席
帰りのダナン空港では、ガイドさんがチェックインを手伝ってくれました。
その時に『隣席で通路側の席が良い』と希望を伝えると、ガイドさんが要望を伝えてくれました。
そこで、『窓側になるけど隣席にできて、非常口の所だから足が広々と使える席も空いているよ』と教えてくれました。
通路側も空いていましたが、非常口の所でお願いしました。
ただこの選択をしたことに、のちほど後悔することになります。
非常口にある座席はめっちゃしんどい
足元に荷物を入れることができず、前の席とかなり距離があるので、持ち込んだペットボトルは狭い座席の隙間に入れるしかありませんでした。
また物を置けないので、先ほど紹介した便利グッズを使うことができませんでした。
座席はほぼ垂直のまま、深夜眠るのはとっても辛かったです。
テーブルは椅子から引き出すタイプで、使うと身動きとれないので不便でした。
非常口の方から聞こえる飛行機の騒音もすごくうるさくて、フライト中もずっと上下に揺れていたので、乗り物酔いすることがない私たちでも結構しんどかったです。
はじめての非常口付近だったので、たまたまかもしれないですが、足元が狭くても非常口近くはもう嫌だと思いました。
たった数時間が、ヨーロッパ方面へ14時間フライトした時と同じぐらい、夫婦2人とも疲れ果ててしまいました。
ベトナム航空でダナン空港からの帰路にちょっとしたアクシデント
疲れた原因としてもう一点あります。
ダナンからの帰りの便は夜中の0時ごろに飛ぶ予定でしたが、飛行機に乗り込んだあと、ドリンクは配られたものの中々飛び立ちません。
1時間ぐらい経過した頃、アナウンスが流れます。ベトナム語と英語でのアナウンスで、日本語はありません。
外国人が次々と席を立ち、荷物を取り出しはじめます。状況が分からない日本人は呆然と座ったままです。
外国人が飛行機から出て行くのを見て、日本人も同じように行動を始めます。バスに乗り込み待合席の場所に戻されました。
日本行きなのに、日本語でのアナウンスがないので状況がつかめません。
案内画面に2時と出ていたので、2時に飛べる予定だということはなんとなく分かりました。
ここで助かったのは、グーグル翻訳です。
日本語で『2時に直行便で関空へ行きますか?」と入力し、英語に訳してスタッフさんに見せました。
それで「YES」と言われたので、この後のことが分かりました。
英語が全く分からない妻と、若干分かるけど寝ていてアナウンスを聞いてなかった夫。
そんな場合でもグーグル翻訳は役立ちます。ホテルに滞在中も何度も世話になりました。
結局エンジントラブルが理由ということで、代替え機に乗って夜中2時に無事出発することができました。
ベトナムの2時は日本の4時だから、結構しんどかったです。
普段から飛行機に乗る方だと大丈夫かと思いますが、飛行機に乗る時は水など飲み物を持って飛行機に乗ることをオススメします。
1回目の飛行機(結局飛ばなかった)でドリンクを配っていたからか、朝食の時間までドリンクの配付がありませんでした。
また機内食が配られたあとにドリンクが配られたので、ドリンクを持参していない人は喉がパサパサな状態でご飯を食べることになったと思います。
それでなくても機内は乾燥しているので、自分のタイミングで飲み物が飲めるようにしておきましょう。
- グーグル翻訳を使えるようにする
- ペットボトルの飲み物を飛行機に持ち込む
- モバイルバッテリーがあると尚良い
グーグル翻訳
グーグルの検索窓に、『翻訳』と入力すれば使うことができます。(言語の選択できます)
モバイルバッテリー
座席で充電できない飛行機もあり、アクシデントの待ち時間にスマホで時間を潰すこともあると思うので、モバイルバッテリーがあると安心です。
2台同時充電可能で、大容量のモバイルバッテリー
私たちが2年以上愛用しているのはこちら!
ベトナム航空ダナン行き!機内食や搭乗機レポート(まとめ)
ベトナム航空をはじめて利用してみた満足度は、個人的には星3というところでしょうか。
メニュー表があること、予めブランケットが座席にあることは良かったです。
しかし、客室乗務員の方が少し無愛想だったり・・(主人はワインを足にこぼされたが、拭くものすら持ってきてくれず濡れたままでした。)
あと何より座席が3列シートで狭すぎることや、アクシデントの際に日本語アナウンスがないことが少し満足度を下げる結果となりました。
ベトナム航空の乗り継ぎ便の飛行機は良いようなので、いつか乗ってみたいと思います。
ダナン&ホイアン旅行記は記事ができ次第、UPしていくので気になる方はブックマークお願いしますね♩
かなり長くなりましたが、読んで頂きありがとうございました!